座間で作られた「復興凧」が8月28日、福島県須賀川の大空に舞った。この凧は、5月に開かれた「復興祈願 座間の大凧」で揚げられたもの。座間市大凧保存会(鹿野正士会長)が、都市間交流のある須賀川にエールを贈ろうと揚げた。
「座間の大凧」で揚げられた復興凧は、同保存会が7月中旬に須賀川市立博物館へ寄贈。博物館が7月から8月にかけて開催した企画展「凧たこあがれ」で展示されていた。そして8月28日、同市で行われた「いわせ悠久まつり」に合わせて揚げることになり、保存会が一時的に凧を借り受け、掲揚にチャレンジした。
この日の引き手は、保存会メンバーに加え、須賀川の市職員や消防団など30人ほど。風が弱く、凧揚げには向かない天候だったが、数回のチャレンジを重ねて復興凧が舞い上がると、会場からは大きな歓声が上がった。鹿野会長は「須賀川の方々も喜んでくれました。1日も早い復興を願っています」と話していた。
寄せ書き凧も舞い上がる
寄せ書き凧は、座間市内の小中学校の児童と生徒が、被災地への応援メッセージを書いたもの。同まつりの会場で披露されたのち、復興凧と同様に揚げられた。
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