市の発展を支えてきた市民が表彰された
座間市の市制施行40周年の記念式典が11月３日、ハーモニーホール座間で開かれ、市の発展や商業の振興に尽力したとして28人・５団体が表彰された。
昭和46年11月１日に、県内17番目の市として誕生した座間市。式典で遠藤三紀夫市長は、「座間の発展は先人たちの犠牲と努力の賜物。そのことに敬意を払い、感謝し、さらに輝く座間をつくっていきたい」と抱負を述べた。
表彰式では、産業・消防・教育・芸術分野での貢献や業績が顕著な人を対象とする「一般表彰」と、市政の進展のために寄与した人を対象とする「自治功労表彰」のほか、奉仕活動などを行った人へ感謝状が贈呈された。毎年11月に行われている表彰に加え、今年は市制施行40周年記念として特別功労表彰と感謝状の贈呈が設けられた。また、技能功労者表彰、優良従業員表彰もあった。
受賞者を代表して謝辞を述べた井上春雄さんは、「私ども受賞者は、きょうを節目として、これからも地域社会の中でお役に立てることがあれば協力していきますので、ご指導よろしくお願いします」と意気込んでいた。
受賞者・団体は以下の通り※敬称略
【一般表彰】川邉一豊／交通安全劇場／パトロール相模が丘46の会／大矢憲一／鈴木茂
【自治功労表彰】澤田章／青木友子／片野紀子／加藤幸子／曽根多鶴子／小多喜正範
【感謝状贈呈】長井渉／松下博治／石渡ヒサ子／久森光子／座間のホタルを守る会／青田大三／青田延隆／（故）江成リン／オートモーティブエナジーサプライ株式会社／濱島朗／三蔵商事株式会社
【市制施行40周年記念特別功労表彰】井上春雄／森田源養
【市制施行40周年記念感謝状贈呈】飯島明子／香取利男／瀬野浦洋／田所政憲／吉山誠
【技能功労者表彰】駒木喜七／小室貞由／山田栄
【優良従業員表彰】加藤延昭
”ざまりん”お披露目
式典では座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」のお披露目も行われた。
マスコットは、昨年から一般公募されていたもの。デザインは応募総数40点の中から、ひまわりの花びらと種をあしらったキャラクターに決定。愛称は、今年の春にアイデアを募り、４５０点の応募があった。
デザインを手がけたのは、内山浩司さん。愛称は沖永蓮さん（立野台小２年）、辻保乃花さん（相模が丘小５年）、中田瑛毅さん（相武台東小２年）、松本梨花さん（座間小４年）が考案した。ざまりんには遠藤市長から特別住民票が手渡された。
そのほか、災害時の応急対策や復旧を円滑に進めることを目的として、都市間交流のある福島県・須賀川市との相互応援協定の調印式が行われた。また、長野県の黒姫山麓で森林の再生に25年取り組んできたＣ・Ｗ・ニコルさんが、「心に木を植える」をテーマに、講演会を実施した。
デザインと愛称の考案者らと登場したざまりん
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