市内20店舗が加盟する座間市蕎麦商組合(瀬川清光代表)が、節分にあたる2月3日(金)限定で、「開運節分そば」を発売する。合格や運気アップを祈願してもらおうというもので、同組合にとって初となる試み。
同組合によると、江戸時代には、年越しそばを2月3日の節分に食べる習慣があった。旧暦では、立春(毎年2月4日ごろ)の前後から新しい年が始まるとされていたためだという。同組合では、これに着目し「開運節分そば」を企画した。節分そばを提供する店はあるが、「組合として取り組んでいるのは珍しい」と組合員は話している。
提供する「開運節分そば」は3種類。”海老を揚げる”と”運気を上げる”をかけた「天ぷらそば」。油揚げを五角形に並べ、五角=合格ともじった「きつねそば」。そして、「お多福」とも呼ばれるお面「おかめ」を取り入れた「おかめそば」となる。おかめそばは、「第3者は当事者よりも客観的に物事を判断できる」という意味の「傍目八目」ともかけて、8種類の具材を盛り込んでいる。
そば粉にこだわり
幸運をより呼び込むものにしようと、そば粉にもこだわり、座間神社でお祓いを受けたものを使用している。また、一口目は「今年の恵方である北北西を向いて食べてもらえれば」としている。
瀬川会長は「受験シーズンの真っ只中で、頑張る受験生のお手伝いが少しでも出来れば。受験と関係ない方にも食べてもらって、運気を上げて欲しい」と呼びかけていた。
加盟店の店頭には、節分そばの貼り紙が貼られている。価格は、店舗ごとに異なる。各地区の店舗は以下の通り
▽小松原/朝日屋▽ひばりが丘/山屋・ふじや・大村庵・大むら・入船▽相模が丘/満留賀・豊川・信濃・大たか▽緑ヶ丘/増田屋▽座間/増田屋・尾張屋▽栗原/たつ川・大村庵▽さがみ野/寿美吉▽入谷/さか本・紀文・栄亀庵▽相武台/大むら
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