東日本大震災の発生から1年を前に、座間市社会福祉協議会では3月10日(土)、市内で行われた支援活動を振り返る報告会を、サニープレイス座間で開催する。市消防署や座間青年会議所などが参加し、基調講演やパネルディスカッションを行う。
震災後の1年で、座間市内ではさまざまな団体や企業が復興支援に取り組み、個人単位で活動する人も多く見られた。市内で集められた義援金をまとめる共同募金会座間市支会からの送金額は、2月1日時点で総額445万2050円。最近だと市社協が2月24日から3日間にわたって岩手県釜石市へボランティアバスを出し、市商工会やざま災害ボランティアネットワーク、個人など30人ほどのスタッフを送り出した。
これまでの活動を振り返ることで今後の取り組みを考える目的。市内での大規模災害を想定し、改めて地域のつながりの大切さを見つめ直すねらいもある。
第1部は団体による報告会。自衛隊神奈川地方協力本部、座間市消防署、戸大建設工業株式会社、座間青年会議所、座間高校が参加する。午前10時から正午。
第2部は県温泉地学研究所から杉原英和氏を招いた講演「東日本大震災から見えてきたもの」、他団体も加わるパネルディスカッション「座間市で災害が起こったら…」を開催。市、市自治会総連合会らがパネリストとして参加する。午後1時から4時。
会場は1部、2部ともに多目的室。参加無料で入退場自由。別室では10時から4時30分まで、団体や学校、企業が行ってきた支援活動をパネル展示している。問い合わせは市社協【電話】046・266・2001へ。
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