入谷のコーヒーノートと、自称”旅絵師”の最上勝孝さん(入谷在住)による座間市の新しい名物品「座間スケッチ」が完成した。コーヒーのドリップバッグに最上さんの描いた水彩画のラベルを貼ったもので、市のキャラクター「ざまりん」が添えられた初の商業用品となる。
「座間スケッチ」は、市の名物をつくろうとコーヒーノート店主の大森博さんが発案した。ドリップバッグが5個セットになったもので、一つひとつに最上さんの風景画とざまりんのラベルが貼られている。さくら祭りや大凧祭り、新緑の山など、座間の春を感じさせる5種の絵が楽しめ、今後シーズンごとにバリエーションが変わる。ラベルのデザインは同店の常連客でデザイナーの谷中英之さん(市内在住)が手掛けた。1セット630円。商業用品にざまりんが使用される初めての例となる。
以前より大森さんと知り合いだった最上さん。定年後、ライフワークとして水彩画を描き始めた。スケッチブック片手に市内を練り歩き、風景や植物、似顔絵まで自由に描いている。大森さんから座間スケッチの依頼を受け、これまで描きためてきた1000枚以上にのぼる水彩画の中から、座間の街を象徴する作品を提供した。
「馴染みある風景を眺めながらコーヒーを味わってください。お土産や転居のお知らせにもぴったりです」と大森さん。絵葉書としての販売も行っており、4月中は店内で最上さんの絵画展を開催。ラベルに使われた原画が飾られている。
問い合わせは同店【電話】046・254・2282まで。
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