2010年に結成され、座間や大和を拠点に活動する小学生の女子バレーボールチーム「SAMURAI Legendタイガース」が、3月24日から27日まで山形県で開かれた「全国スポーツ少年団バレーボール交流大会」で準優勝した。創立2年目にしての快挙。
公益財団法人日本バレーボール協会などが主催する同大会の女子部門には、48チームが参加。タイガースは、昨年末に行われた神奈川県予選で優勝し、全国の切符を獲得していた。
女子部門は、リーグ戦と上位8チームによる決勝トーナメント方式で実施された。タイガースは、得意の堅守速攻でリーグ戦と決勝トーナメントを勝ち進んだ。
快進撃を支えたのは、相手に応じて柔軟に戦い方を変える力だった。リーグ戦の江別中央ジュニア(北海道)との試合では、相手エースをレシーブで狙い、攻撃を封じる作戦で逆転勝ちした。決勝トーナメント初戦、YoKo CLUB(和歌山)との試合ではブロックの高さに苦しんだが、途中からコートを広く使った攻撃にシフトしたことが勝利につながった。萩原正吾監督は「プレーの幅を広げる練習に取り組んたことが実を結んだ」と話している。
決勝戦の室町(京都)は、昨年夏に開かれた「全日本バレーボール小学生大会」の優勝チーム。170cmを超える大型選手が揃っていた。経験も豊富で、萩原監督も「図太い心を持っている。決勝の緊張感を楽しんでいた」というほど。試合は室町ペースで進み、タイガースも要所で反撃を見せたが、ストレート負けを喫した。今大会までキャプテンを務めた東谷(とうこく)玲衣奈さんは「室町は強かった。準優勝は嬉しいけど、悔しかった」と振り返る。
「SAMURAI Legend」は、女子チームの「タイガース」と男子チームの「ベアーズ」に分かれており、座間、大和、厚木などから選手が通っている。タイガースは、3月で6年生が卒業。今月から新体制で全国制覇を目指している。問い合わせは鬼塚さん【電話】090・2423・9297。
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