5月4日(金)と5日(土)に相模川グラウンドで開かれる「座間市 大凧まつり」で、座間と都市間交流のある福島県須賀川市の小学生が書いた「寄せ書き凧」が揚げられる。4月10日には、メッセージを書き込む紙が須賀川市へ送られた。
寄せ書き凧は、まつりを主催する座間市大凧保存会(鹿野正士会長)が、須賀川の子どもに夢や希望を書いてもらおうと企画。座間市を通じて、須賀川市へ打診して実現した。
凧の大きさは3・6m四方。須賀川市を経由して、同市内の小学校に届けられ、児童がメッセージを書くという。
昨年のまつりでは、会場に被災地への寄せ書き用の凧が展示され、座間の小学生がメッセージを書き込んだ。この凧は、8月に須賀川で開かれた「いわせ悠久まつり」で揚げられた。今年は、昨年とは反対に、須賀川から寄せ書き凧が届くことになる。鹿野会長は「東日本大震災は悲しい出来事でしたが、それから座間と須賀川の絆が強くなったと感じます。須賀川の子どもたちから元気なメッセージが届くことを期待したいです」と話していた。
NHKとコラボ
今年は、座間のマスコットキャラクター「ざまりん」と、NHK横浜放送局のキャラクター「マドロスどーもくん」がコラボレーションした凧も揚げられる。大きさは、寄せ書き凧と同じ3・6m四方。
同保存会は昨年も、同局と共同企画を進めていた。マドロスどーもくんを描いた凧を同局におくる予定だったが、東日本大震災によって中止となっていた。
今年になって企画が復活。ざまりんと、マドロスどーもくんが手をつないでいる凧を揚げることとなった。
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