座間市議会は6月25日に開かれた本会議で、議員定数を現行の24人から23人に削減する議案を審議、可決した。9月23日(日)に投・開票される市議会議員選挙から、適用される。
定数削減は、議員提出議案「市議会議員定数条例の一部を改正する条例」の可決により、決定した。
議案が提出された理由としては、2009年に吉田富雄氏が亡くなった後は23人で議会が運営されており、今のまま選挙が執り行われると、実質1人の増加となること。また、昨年春に実施した、議会に関する市民アンケート調査で、削減を求める声が157件あったことなどがある。さらに、定数については、市民から削減を求める陳情が2件、削減に反対する陳情が1件、寄せられていた。
改正案は、小野たづ子議長をのぞく22人で採決され、16対6の賛成多数で原案通り可決された。本会議の賛成討論としては、「(削減したとしても)常任委員会の人数の適正化、所管事項の配分の工夫など運営面の改善で対応できる」「行政への監視機能の低下にはつながらない」との意見があがっていた。一方で、「定数を削減することは民意を削ることにつながる」、「市民からの『議会なんていらない』という声に対しては、議会改革によって、その有用性を示すべき」などの反対討論があった。
市議会の議員定数は2000年と2008年に、それぞれ2名減となり、現行の24人となっていた。
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