鈴鹿・長宿地区 竹灯りで照らす街並み あす17日(土)鈴鹿明神社、龍源院の周辺
古くからの街並みを残す鈴鹿・長宿地区を竹灯りでともす「鈴鹿長宿竹灯りの夕べ」が、11月17日(土)に一夜限定で開催される。主催は鈴鹿長宿竹灯りの夕べ実行委員会。ライトアップは午後5時から8時。雨天時は18日(日)に順延。
鈴鹿・長宿地域は神社仏閣が点在し、歴史ある街並みを残している。2003年には、国土交通省「都市景観大賞」の優秀賞を受賞するなど、住民が主体となって景観の保全や街並みの形成に取り組んでいる。
「竹灯りの夕べ」は昨年、市制40周年を記念し初めて開催された。約700基の灯籠で街並みをライトアップし、1500人が訪れにぎわいをみせた。
今年は竹灯籠が約1200基に増え、鈴鹿・長宿の地域を幻想的に照らし出す。竹灯籠は「ざまを学び遊ぶ会」(内田糸子会長)のメンバーによって製作されたものや、中井町から譲り受けたものも並ぶ。
さらに、座間小学校3年生の児童や鈴鹿長宿の子ども会によって製作されたペットボトルの灯籠が、160個ほど並ぶ。秋をテーマにイラストが描かれ、その中にLEDのライトが入り、ライトアップされる。一間凧の大凧も展示する。
竹灯籠の一部は、日産自動車(株)座間事業所のリチウムイオン電源車から電気を受ける。
へらへら団子の試食も
当日は市内芹沢地区で伝承されている「へらへら団子」が試食できる。小麦粉や上新粉などをこね、食べやすい大きさにして作る団子。農林水産省の郷土料理100選に選ばれ、横須賀市佐島地区とともに伝承している。
鈴鹿長宿自治会館で数量限定で無料配布されるほか、甘酒も振る舞われる。午後5時15分頃から。問い合わせは市観光協会【電話】046・205・6515へ。
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