新しいスタイルの防災訓練「Shake(シェイク)Оut(アウト)2013in ZAMA 市いっせい防災行動訓練」が1月23日(水)の午前11時に開催される。大地震を想定して一斉に身を守る訓練で、2万7709人がエントリーしている。
「生き残らなければ何も始まらない」をコンセプトに、座間市とざま災害ボランティアネットワーク(濱田政宏代表)が主催する。災害に備えて準備している備蓄食料や生活用品も、生き残ってこそ役に立つという考えのもと、自分の命を守ることを重視している。アメリカのカリフォルニアを発祥とするもので、国内では東京都千代田区などが実施。神奈川県内では、座間が初となる。
当日は東京湾北部地震が発生し、座間市内でも最大震度6強を観測したという想定のもと行われる。午前11時の防災行政無線を合図に、参加者は約1分間、身を守る方法として「姿勢を低くする」「頭・足を保護する」「揺れが収まるのを待つ」を実施する。
市内の教育機関全て参加へ
9月中旬から参加者募集をはじめ1月14日時点のエントリーは2万7709人。当初目標としていた1万3千人を大きく超えた。座間市内の昼間人口(約10万人)のうち約25%が参加する。
参加登録者は、企業や店舗、自治会などの組織が中心。さらに、幼稚園や保育園、小中学校、高校など市内全ての教育機関が参加を予定しており、濱田代表は「大災害が起きた後に座間が復興するには、子どもが生き残ることが重要。教育機関の参加は大きな意味があります」と強調する。また、2万7千人以上が参加することについて、「毎年行われている市の防災訓練の参加者を500人ほどと見積もると、この1回で54回分の訓練を一度でできる。この意義は大きい」と話した。
参加は前日の22日(火)まで受け付けている。申し込みはホームページhttp://www.shakeout.jp
問い合わせは市安全防災課【電話】046・252・7395へ。
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