市民から公募していた「大凧まつり」の凧文字について、2月5日に選考委員会が開かれ、「祥風(しょうふう)」が選ばれた。座間在住の清水隆さん(70歳)の作品で、景気の向上、安全で安心な社会の実現という願いが込められている。
毎年5月4日と5日に相模川グラウンドで開催される「大凧まつり」。近年は、市民から文字を公募しており、世相を反映した文字などが選ばれている。
今年は1月15日から2月1日まで募り、43人、3団体から56点の応募があった。市商工観光課によると、震災復興に関連した作品が多かった昨年に比べ、今年は「福」や「幸」など明るいイメージの文字が多かったという。
選考は、座間市大凧保存会の鹿野正士会長や遠藤三紀夫市長ら7人で構成される委員会で行われた。「祥風」は、めでたさや幸せを意味する「祥」という言葉が含まれている点などが支持された。
初の選出に清水さんは、「結果を聞いた時は驚きましたが、選ばれてうれしいです」と喜んでいた。また、不景気、犯罪、災害などの社会背景をふまえ、「幸せな風が吹いて欲しいと思います」と話していた。
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