精神障がい者を支援する「こころの健康福祉センターざま」が4月1日、緑ケ丘に開所した。精神保健福祉士や作業療法士が常勤する施設で、障がい者や家族の相談に応じるほか、地域生活支援も行う。
こころの健康福祉センターざまは、「座間市こころの相談支援センターnoued(ヌー)」と「地域活動支援センターtisse(ティセ)」から成る。ヌーはもともと相模が丘のNPO法人「roots(ルーツ)」が座間市からの業務委託を受けて昨年4月に緑ケ丘に設立したもの。ティセを新たに追加して機能を拡充するとともに事業所の場所も変更した。また、利用者からの「土曜日も開いて欲しい」「女性の相談員がいると嬉しい」などの要望も取り入れてリニューアルした。ヌーは業務委託を受けて、ティセは市の補助を受けて同法人がそれぞれ運営する。
ヌーでは、精神障がい者やその家族への相談支援を行う。また、一般市民からのメンタルヘルスに関する悩みや不安にも対応する。電話や面接(予約制)で相談を受け付けるほか、来所できない場合は訪問もするという。開所は、平日と土曜日の午前9時30分から午後5時。
ティセでは、作業療法を中心に、手工芸や調理などの日替わりプログラムを実施する。対象は、精神疾患で通院している人。また、フリースペースの機能を備えており、365日オープンしている。
所長の根本隆浩さんは「市民のメンタルヘルスの向上を担う存在になっていきたいと考えています。気軽に利用して下さい」と呼びかけている。
4月20日(土)の午前11時から開所式を開催する予定となっている。
問い合わせはヌー【電話】046・266・1321/ティセ【電話】046・200・9279。住所はともに座間市緑ケ丘4の8の5グリーンヒル1階。
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