全振連のにぎわい補助金 市内の4事業を選定 イベントやマップで商店活性化へ
商店街組織に対して最大400万円を助成する、全国商店街振興組合連合会の地域商店街活性化事業(=にぎわい補助金)の採択事業が5月21日に発表された。座間市からは、座間駅前商店振興会、座間市相模が丘商店会連合会、みどりとさくらの街さがみ野、相武台南口商店会の事業が選ばれた。
にぎわい補助金は、地域経済の活力が低下していることや、来年の消費税率アップを見据えて、商店会の活性化を促すことが目的。同連合会が国の補助金を活用して実施する。助成金額は30万円から400万円。
対象事業は、集客力や販売力の向上が見込まれるイベント。また、イベントの効果を高めるためのマーケティング調査、機関誌やインターネットでの情報発信も支援対象となる。
同連合会では2月末から4月上旬にかけて事業を公募した。全国から883件の応募があり、審査の結果、767件を採択。座間市からは4件が選ばれた。
相模が丘商店会連合会の事業は、連合会に所属する6商店会の店舗を紹介するマップを作成するもの。座間駅前商店振興会も、マップを作り、個店や事業所の特徴を周辺地域に発信する予定だ。
さがみ野駅北口近くのみどりとさくらの街さがみ野は、「花いっぱいの街づくりとイベントの一体化事業」を展開。今年3月に整備された広場などを活用した各種行事を行う。
相武台南口商店会では、近隣小学校と実施してきた、ひまわりの栽培や商品開発を拡大する。
選ばれた商店会は今後、交付申請の手続きをする必要がある。その後、事業や助成金が正式に決まる。
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