地域の有志が企画・運営する「芹沢盆踊り」が、あす8月3日(土)に芹沢公益広場で開催される。10周年となる今年は、およそ30年前に作られた樽神輿が、子ども神輿として生まれ変わり登場する。
芹沢盆踊りは、子どもが夏の思い出を作れるようにと、地域の大人によって2004年に始められた。協賛団体は、芹沢東子供会、老人会の芹沢清流会、障がい者支援施設の緑の家、芹沢凧の会、畑の会、ソフトボールチームのサイターズ、芹沢囃子(はやし)保存会、子供会OBのクレソンズ。この8団体のメンバーで実行委員会が組織され、毎年祭りを開催している。
樽神輿は、同地区の山王神社が建立された時に作られたもの。年を経るにつれて担ぐ機会が無くなったが、2011年の盆踊りから展示するようになり、昨年は子ども神輿として担いだ。そして、10周年の今年、新たに生まれ変わった。
神輿を一新したのも地域住民。左官業の猪股勝也さんを中心に、仕事の合間を縫って作業した。これまでの土台や鈴はそのままに、樽周りや担ぎ棒を新しくするなど、新旧を融合させた。さらに、子どもに親しんでもらえるようにと、座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」や、人気アニメのキャラクターのイラストを貼り付けた。
盆踊りは午後6時から9時15分まで、芹沢公益広場(東原1の11内)で開催される。子ども神輿は、6時と8時に登場する予定で、誰でも担ぐことが出来る。協賛団体による模擬店、祭り囃子(ばやし)の演奏なども楽しめる。また、当日は地域の消防団が協力する。
小雨決行。荒天の場合は、4日(日)に順延。徒歩で来場とのこと。大澤俊一実行委員長は「住民手づくりの盆踊りを楽しんで下さい」と来場を呼び掛けている。
問い合わせは大澤委員長【携帯電話】090・3813・2006へ。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|