「生き残らなければ何も始まらない」をキーワードに、市民が一斉に身を守る「座間市いっせい防災行動訓練シェイクアウト プラス1 2014 in ZAMA」が、いよいよ来週1月23日(木)午前11時に開催される。今月14日までの参加登録者は、昨年の最終人数より約4300人多い、3万8040人。
アメリカ・カリフォルニア州を発祥とするシェイクアウトは、特定の日時に参加登録者がいっせいに「DROP」(まず低く)「COVER」(頭を守り)「HOLD ОN」(動かない)という3段階の安全行動を行う、新しいスタイルの防災訓練。大地震に備えて食料や資機材を用意し、計画を立てようとも、「生き残らなければ何も始まらない」という考えのもと、身を守る術を学ぶことに特化している。県内では座間市が昨年1月23日に初開催。今年も同日の午前11時に、防災行政無線のサイレンを合図に訓練が行われる。
2回目の今年は、4万人を目標に9月から登録を受け付けていた。主催の座間市とざま災害ボランティアネットワークによると、学校や幼稚園など市内教育機関は全て参加予定。民間企業からは、東芝機械(株)や日産自動車(株)座間事業所が500〜650人の規模で登録している。課題とされていた自治会や商業施設の参加も昨年より増えたという。
今年は、安全行動の後にオプション訓練を行う「プラス1」がキーワード。避難や安否確認をオプションとする参加者が多いという。また、当日は午前9時から午後6時まで、市内でNTT東日本の災害用伝言ダイヤルが体験利用できるため、主催者はオプションの1つとして推奨している。
申し込み締め切りは22日(水)。希望者は市役所、またはシェイクアウトホームページから申し込みを。
問い合わせは市安全防災課【電話】046・252・7395。
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