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座間版 公開:2014年2月14日 エリアトップへ

今年の凧文字は「陽駿」 成田典男さん(小松原)の応募作品

文化

公開:2014年2月14日

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陽駿が描かれた凧を持つ、遠藤市長(左)と鹿野会長
陽駿が描かれた凧を持つ、遠藤市長(左)と鹿野会長

 毎年5月4日と5日に開催され、神奈川の祭り50選に選ばれている「座間市大凧まつり」。市民から公募した大凧の文字について、選考委員会が2月6日に開かれ、小松原の成田典男さんが考案した「陽駿」が選ばれた。

 凧文字は、太陽を意味する赤色の文字と、大地を現わす緑色の文字で構成される。近年は公募により決定しており、今年度は1月15日から29日まで募集し、30人から33点の応募があった。市商工観光課によると、今年は干支の午に関連する言葉や、五輪にちなみ世界平和を盛り込んだ作品などが集まった。

 選考は、市大凧保存会の鹿野正士会長や遠藤三紀夫市長ら6人で行われた。「陽駿」は、生物が生きる上で欠かせない太陽の「陽」と、干支にちなんで上手く掲揚できることを祈った「駿」を組み合わせた言葉だ。景気の向上などの願いも込められている。最終選考に残った「陽駿」「飛躍」「快風」「豊郷」「優駿」「盛風」のなかで、干支を取り入れた、明るいイメージであることが評価されたという。

 凧文字に応募するのは初だという成田さん。電話で選定結果を聞いた時は「本当かな?」と驚いたが、市ホームページで掲載されているのを見て実感が沸いたという。「陽駿」が大凧に描かれることについて、「ワクワクします」と喜び、「大凧まつりは家族で見に行きます」と話していた。

大凧の歴史

 約200年の歴史があるとされる「座間の大凧」。もともとは、子どもの節句を祝う催しとして、家庭や地域単位で製作され、揚げられていた。昭和30年代に、市全体の行事になった。同保存会が、伝統を継承している。

 大きさ13m四方、重さ1tにもなる大凧。2月から製作が始まり、4月には小学生を集めて文字書き作業が行われる予定。

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