未就学児とその保護者を対象とした公共施設「子育て支援センター」が今月8日、新たに座間駅前に開所した。市内3例目。座間保育園などを運営する社会福祉法人光輪会が委託を受けて運営し、子育てにまつわる悩み相談などを受け付ける。
今回センターが置かれたのは、座間駅東口を出てすぐにある「ホシノタニ団地」の一角。中でも一番駅に近い4号棟の1階部分に入居した。広さ約100平方メートルの施設内にはプレイルームや赤ちゃんルーム、相談室のほか、市の支援センターとしては初となる授乳専用の個室を設置。午前10時から午後4時まで(毎月第2木曜日は午後3時まで)開所し、就園・就学前の子どもを育てている母親や父親なら予約なしで利用できる。利用料無料、駐車場完備。
市はこれまで、東原2丁目と相模が丘5丁目の2カ所で支援センターを運営してきたが、市西部地域への設置要望を受けて親切に踏み切った。
6日の開所式では、遠藤三紀夫市長が「ここまで駅至近で交通利便性の高い支援センターは初めて。多くの親子が気軽に立ち寄れる場になれば」と期待を口にした。施設内部が初公開されると、母親たちから「きれいだね」「便利だよね」といった声が聞かれた。
同団地は小田急電鉄(株)が社宅として利用していた物件をリノベーションしたもの。市が、この一室を同社から借り受けて運営する。
愛称は「ざまりんのおうち」
同センター開所に先立ち、市は3施設の愛称を公募。49通の応募を得て、6人の案を採用した。子育て支援センターの総称は「ざまりんのおうち」に、第1(東原)と第2(相模が丘)がそれぞれ「ゆめ」と「ひまわり」、座間駅前の第3は「かがやき」に決定した。
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