1000円を下回る木戸銭(見物料)で「笑い」を提供してきた、ハーモニーホール座間の「ざま昼席落語会」が7月9日(土)に200回を迎える。主催の(公財)座間市スポーツ・文化振興財団では、落語協会の柳亭市馬(りゅうていいちば)会長の一門を招くほか、公演に先駆けて著名落語家のサイン色紙展示会を開き、節目を祝う。
柳亭市馬一門招き公演
ざま昼席落語会は、ハーモニーホールが開館した翌1996年6月から続く名物行事。第1回は現在の小ホールではなく、2階の和室で立川談幸さんを招き行われ、約30人が来場した。
スタートから20年が経ち、今では平均200人超が訪れるまでに。毎回足を運ぶファンや、都内から来場する人もいるという。
人気の要因が、前売り800円、当日900円という木戸銭のリーズナブルさ。同ホールによると、他の文化施設で開かれている類似イベントよりも安い値段設定で、1000円を下回る公演は珍しいそうだ。
価格は抑えながらも、真打や二ツ目を呼び、上質な「笑い」を提供することがこだわりだという。これまでに、上方落語の桂文我さん、笑点で知られる林家たい平さんなどを招いてきた。また、落語家1人あたりの持ち時間が長く、他のイベントでは披露しにくい、長い演目が行われることも、支持されている。
サイン展示会も
9日に出演するのは、柳亭市馬一門。落語協会会長の柳亭市馬さんに加え、過去に同落語会の前座を務め、今は二ツ目として活躍する4人も出演する。
7月2日(土)から9日までは同落語会のほか、ハーモニーホールで行われた公演に出演した桂歌丸さん、林家木久蔵さん、三遊亭好楽さん、春風亭小朝さんなど著名落語家のサイン色紙およそ100点を、ギャラリーに展示する。
担当者は「昼席落語会はこれまでに多くの方々に笑いを届けてきました。今回も多くの方にお越しいただき、思う存分笑ってほしいです」と呼び掛けている。
9日は大ホールを会場に、午後2時から行われる(開場は30分前)。チケットは同ホール窓口で販売中(未就学児は入場不可)。サイン展示は午前10時〜午後5時(入場無料)。問い合わせは同ホール【電話】046・255・1100へ。
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