市内栗原中央出身のプロボクサー・井上尚弥選手(23/大橋ボクシングジム)が12月30日(金)、東京の有明コロシアムで、WBO世界スーパーフライ級の王座防衛戦を行う。同日は、尚弥選手のいとこにあたる井上浩樹(こうき)選手(24/同)も試合する予定で、ダブル勝利に期待がかかる。
4度目の同王座防衛戦。対戦相手は、前WBA世界スーパーフライ級チャンピオンの河野公平選手。42戦32勝のベテランで、WBA世界王座を3回防衛した経験を持つ。尚弥選手が日本人と対戦するのは、地元・スカイアリーナ座間で日本王者になった2013年以来およそ3年ぶり。
30日は当初、弟・拓真選手(20/同)も世界戦に挑戦する予定だったが、右拳の負傷によって中止。「兄弟世界王者」が、次戦以降に持ち越しとなっていた。2人をサポートする後援会の工藤元(げん)会長によると、尚弥選手は、拓真選手が世界戦のリングに上がるまで自分も王者であり続けると、話しているという。
アマチュア時代に全国5冠の浩樹選手は1年前にプロデビューし、ここまで5戦5勝4KO。今回はスーパーライト級で、日本ランカーの宇佐美太志選手と戦う。「今の目標は日本や東洋太平洋のタイトル奪取。サポーターの期待に応えられるような、勝利を飾りたい」と意気込んでいる。
「勝利に向けて全力でバックアップしたい」と工藤会長。当日は応援団席を設け、後援会オリジナルの手旗を使い大声援を送るという。チケットの問い合わせは後援会【携帯電話】090・2422・7207/【メール】boxteaminoue@gmail.com。
試合の様子は、フジテレビ系列全国ネットで同日午後6時から生中継される。
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