相模が丘在住の今村菜子さん(麻溝台高校3年)・一歩さん(相模中学校3年)姉弟が、5月25日(金)からポルトガルで開催されるエアロビックの世界大会「FIG世界年齢別競技大会」に出場する。姉弟そろっての世界大会は初めて。決勝進出をめざし、練習に励んでいる。
エアロビックは、アップテンポな曲に合わせてジャンプやターン、ダンスを組み合わせて演技し、その芸術性や難度を競う表現スポーツ。菜子さんは一歩さんとのミックスペア、トリオの二部門で出場。一歩さんは男子シングルを含む三部門で出場する。
悲願の大舞台
今村姉弟は昨年11月、日本代表選考会を兼ねた「スズキジャパカップ2017第34回全日本総合エアロビック選手権大会」において、トリオ部門で優勝。また、今年1月に行われた「JOCジュニアオリンピックカップ」ではミックスペア部門で日本一に。一歩さんはシングル部門でも頂点に立ち、姉弟での世界大会出場が実現した。
5歳から競技を始めた菜子さんにとっては初めての大舞台。「やっと出られる」と喜びつつ、「海外の選手に負けないよう、動きの一致性を高めるために練習したい。目標は決勝進出」と語る。
「周りの選手はすごい人ばかり。気にせず自分のベストを出したい」と話す一歩さんは、2年ぶり2度目の大会出場となる。5月7日には市長表敬を行い、遠藤三紀夫市長から「姉弟でつかんだ栄冠。緊張と興奮が交錯していると思うが、一生の思い出の第一歩として頑張って」とエールが贈られた。
姉を追いかけるように、幼稚園から競技を始めた一歩さん。菜子さんからは「技もすごいし、練習をずっと一人で黙々とやっている」と一目置かれている。そんな一歩さんは、菜子さんについて「体幹が強くて身体能力も高い」と語るように、お互いを認め合う。日本で朗報を待つ母親の清美さんは、「ぜひ決勝進出を」と期待を寄せた。
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