米軍ヘリコプターの緊急着陸を想定した訓練が2月14日、相模川河川敷の相模川グランドで行われた。県警や防衛省、県・座間市のほか在日米陸軍も参加した。情報収集や消火・救出、立ち入り規制、現場調整会議の設置など日米、各機関の相互連携などが確認された。在日米陸軍が参加したのは初。
訓練は、米軍ヘリコプターが相模湾沖での訓練を終え、相模川を北上しキャンプ座間に帰還する途中を想定。エンジン異常を示す警告音が発報したために機体の安全確認を行うため相模川河川敷に緊急着陸。エンジン部から突然出火したというもの。神奈川県、県警、防衛省・南関東防衛局、座間市、市消防本部、キャンプ座間が参加した。
この訓練は、日米関連機関連携のもと、迅速かつ的確な初動対応を実施するため、実動訓練を通して立ち入り規制要領などについて日米相互に確認することを目的にしている。
このような訓練は2013(平成25)年から行われ、これまでは在日米海軍(厚木航空施設)と合同で行われてきた。訓練は国・県のほか基地周辺の自治体で順番に行われ、これまで大和市や藤沢市などで実施されてきた。
「各機関が連携し初動手順を確認できた。今後は市街地など想定する場所を変え、訓練していきたい」と神奈川県警本部。
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