東原1丁目の日産モータープール跡地に11月3日、スーパー「三和座間東原店」がオープンした。跡地で大型店が開店するのは、10月中旬の「スーパービバホーム座間店」に続いて2店舗目。
三和座間東原店は、市内入谷などにある「フードワン」を展開する「(株)三和」(本部/東京都町田市)が経営。同店では生鮮食品や加工食品のほか、消耗雑貨などを販売する。テナントとして、ファストフード「サブウェイ」、中華料理「福華厨房」、たこ焼き「築地銀だこ」、ベーカリー「パリクロアッサン」、ドラッグストア「マツモトキヨシ」、美容院「イレブンカット」、クリーニング「ポニークリーニング」が入っている。売り場面積は約680坪。駐車場は、隣接するスーパービバホーム座間店と共有し772台となっている。
オープンにあたり杉山朋史店長は「豊かさ、便利さ、安心にこだわった品揃えで、地域の皆様のお役に立てるよう努力してまいります」と話していた。
コストコも
跡地では、この2店舗のほかに、コストコホールセール(通称コストコ)座間倉庫店も開店に向けて準備が進められている。コストコは、アメリカ生まれの会員制の大型倉庫型店。県内には、川崎市川崎区や横浜市金沢区に店舗がある。
座間倉庫店によると、オープンは12月上旬を予定している。また、現在は同店2階駐車場で入会を受け付けている。問い合わせ同店【電話】046(298)2900。
渋滞緩和へ
3店舗のオープンにあたって、懸念されているのが周辺道路の渋滞。座間市では現在、3店舗の近くにある市道12号線と13号線の交差点に、右折車線の設置工事を進めている。この工事は、国道246号線の東原四丁目交差点から主要地方道座間大和線(=座間街道)へと伸びる市道13号線の渋滞緩和を目的とする。4、5年前から計画されている整備事業で、大型商業施設の開店を受けたものではないが、市道路課では「周辺の渋滞緩和につながれば」と期待を寄せていた。
同交差点の工事は今年度中に完了する予定。
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