バリアフリーマップ発行 座間市 障がい者の外出をサポート
座間市は、障がい者や車椅子を使用している人などが地域で快適に行動できるようにと、市内のバリアフリーの場所や役立つ情報を紹介した「バリアフリーハンドマップざま」を初めて発行した。市役所や市内の公共施設で配布している。
マップではバリアフリー化が進む、小田急線の相武台前駅、座間駅前の構内を紹介。車椅子でも利用できるトイレやエレベーターの入口の幅、音声や点字でのガイダンスの有無を、イラストや写真付きで掲載している。また、障がい者に関するマークや標識の説明、障がい者をサポートする時のポイント、鈴鹿長宿地区の散策場所、リハビリのスポットも載せている。
マップを編集したのは、市内の通所施設、相談支援事業者、行政機関で構成される、市地域自立支援協議会の身体障がい部会。作成は、身体、聴覚や視覚の障がいの面から意見を出し合い進められた。駅など多くの利用が予想される場所を中心に、調査を重ね完成させた。
マップは市の予算の約10万円をかけて製作。A4サイズの6ページで構成される。400部を発行し、市障がい福祉課のほか、公民館や文化センターなど市内の公共施設で配布している。市のホームページからもダウンロードが可能。「バリアフリーマップとしての利用だけでなく、出かける際の参考にしてほしい」と同課では話している。問い合わせは同課【電話】046・252・7132まで。
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