市は2月15日、2013年度当初予算案の概要を発表した。一般会計は360億734万円で、前年度比プラス2%。生活保護費が6・6%増え、はじめて40億円を上回った。
2年ぶりにプラスに転じた一般会計予算案。歳出では、生活保護や生活介護などの扶助費が増加し、総額109億4167万9千円になる見込み。生活保護費は前年度から2億5千万円ほど増え、41億1830万6千円で扶助費のおよそ37%を占めている。また、扶助費や公債費で構成する義務的経費は2007年度以降増え続けている。
歳入では市税が3・7%増の179億5615万8千円の見込み。内訳をみると、法人市民税(9億7704万7千円)や、税制改正に伴って市たばこ税(7億6784万1千円)などが増えている。
投資的経費は、小中学校のエアコン設置事業(約3億880万円)などにより、前年度比プラス24%と大きく増加した。新年度のエアコン設置校は、座間小、相武台東小、ひばりが丘小、西中、相模中、南中の6校。そのほか、設置が済んでいない学校は2015年度までに完了する予定。
新規事業
市では「ともに織りなす活力と個性 きらめくまち」を目標に主要事業を掲げた。新規事業は、市民健康センターへの太陽光発電設備などの設置事業(3千万円)、情報を見やすく探しやすいようホームページをリニューアルする事業(3297万円)、座間中学校の中庭を一部芝生化する中学校施設緑化推進事業(317万円)、市内施工業者によるリフォームについて上限5万円まで補助する住宅リフォーム助成事業(502万円)など9事業。
当初予算案はきょう2月22日(金)から開会する座間市議会第1回定例会で審議される。
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