ごみの減量化とリサイクルを進めようと、捨てられた家具などの再生に取り組んでいる「座間市立リサイクルプラザ」(大矢隆造所長)。スタッフの手によってきれいに生まれ変わった家具が、6月7日(金)まで展示・販売されている。
リサイクルプラザは、ごみの減量化と資源化を担う施設として、2004年に設立された。座間市シルバー人材センターが指定管理者として運営している。
市民から粗大ごみ回収の申し込みがあった物のうち、再利用可能なものを業者から受け取り、修理・販売する。2012年度は、約1500点を搬入した。これは、座間市が同年度に回収した粗大ごみ件数(約3万3千件)の5%弱にあたる。「家具は置く場所が無くなったり、型が古くなったりと、使える状態で捨てられることが多いです」と大矢所長は説明する。
修理を担当するのは、同センターの会員。元大工職人や家具製造業に携わった人もいれば、未経験ながらも技術を伸ばす人もいるという。スタッフの手によって生まれ変わった家具は、販売会に出品される。
隔月で開催
隔月開催で、年6回行われている販売会。市内在住・在勤・在学者であれば、誰でも応募できる(営利目的をのぞく)。展示品の価格は、開催の前月に行われる来館者向け調査などで決められる。
2012年度の合計展示数は580点。そのうち、494点が展示会場で販売され、売上金額は162万3千円となった。
今回は食器棚・タンス・ベッド・本棚など100点が、1万円以下の価格で販売されている。申し込みは1人1点まで。7日まで受け付けを行い、応募多数の商品は8日(土)に公開抽選が行われる。
リサイクルプラザの開館時間は午前9時から午後5時。月曜休館。問い合わせはリサイクルプラザ(座間市東原2の16の10/座間市消防署東分署近く)【電話】046・252・7963。
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