商品にざまりん活用 「森のえほん」が手作り本キットを発売
オリジナル絵本などを手掛ける「森のえほん」(相模原市/藤原裕之代表)が、座間市のマスコットキャラクター「ざまりん」を活用した手作り本キットを発売する。ざまりんを活用した商業用品として5例目。
手作り本キットは、千葉県に本部がある「手づくり絵本館」が開発した商品。スティックのりとブックコートフィルムを使って、簡単にオリジナルの絵本を作ることができる。絵本館の神奈川県支部として活動する「森のえほん」が、自治体のマスコットキャラクターに着目し、キャラを取り入れたキットを考案した。
「『ざまりん』の手づくり本キット」は、あす6月15日(土)から発売。A5判サイズの14ページ構成。様々なデザインのざまりんシールが入っており、表紙や本文に自由に貼り付けられる。
藤原代表は「夏休みの自由研究、動植物の図鑑づくりなど幅広く活用して欲しい」と話すとともに、「商品を通じて、座間市とざまりんのPRにも貢献したい」とコメントした。
価格は1500円。同社ホームページから購入できる。問い合わせは同社【電話】042・684・9660。
拡がる商業利用
ざまりんのイラストを利用するには、市への申請が必要となる。市企画政策課によると、はじめて商業利用されたのは昨年春。入谷の「COFFEE NOTE」がドリップコーヒーの包装に取り入れた。さらに、昨年までに、県央小売酒販組合座間支部や(有)ポエム洋菓子座間駅前店が活用していた。
今年の5月下旬には、ピアゴ座間店1階にある「モンタボー神奈川座間店」が「ざまりんパン」を発売した。チョコレートやメロンパンの生地などを使い、顔や体を表現している。小サイズが189円。大サイズが298円(要注文)。
市内在住のスタッフが考案したという商品。佐々木正樹店長は「地域活性化につながれば」と期待していた。問い合わせは同店【電話】046・253・9370。
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