神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
座間版 公開:2013年6月21日 エリアトップへ

東地区文化センター 「不登校児に居場所を」 フリースペース開設の支援呼びかける

公開:2013年6月21日

  • LINE
  • hatena
学習支援を行う「座間の不登校を語る会」のメンバー
学習支援を行う「座間の不登校を語る会」のメンバー

 東地区文化センター(植松賢也館長)が、不登校児や学習機会の少ない子どもの居場所「ひがしフリースペース」の設立に向けて、学習支援ボランティアを募っている。年内の開設を目指しており、6月27日(木)には説明会を開催する。 

 「フリースペース」とは、不登校児や保護者、ボランティアが悩みを共有し語り合う場として、閉館後の図書室を開放する試み。東地区では、不登校児が再び通学できるよう、学習指導も含めた総合的な支援を目指している。

 植松館長によると、不登校の子どもの多くは、学習に関する不安や悩みを抱えている。学校を休むことで授業についていけなくなり、更に登校が億劫になってしまうという。その一方で、「受験と進学を機に不登校から脱するケースも多い」と植松館長。「子どもを取り巻く環境は様々だが、なるべく多くの選択肢を残してあげたい。そのためにも、学習支援に力を入れていきたい」と意気込んでいる。

北地区では10年の歴史

 同様の試みは、相模が丘の「北地区文化センター」(野口純子館長)で、10年前から実施されている。北地区では、市民団体「座間の不登校を語る会」(阿部敏明代表)が運営を任され、週に2回開いている。

 これまでに「卒業」した子どもは50人にのぼる。現在も週に4〜5人がボランティアに勉強を教わっている。設立から10年間、ボランティアとして通い続けている竹内康代さんは、「勉強を強要せず、初めはただ話す所からはじめるんです。次第に自発的に挨拶をしてくれるようになって、表情が明るくなる」と語る。

27日に説明会

 説明会は、27日の午後5時から7時まで東地区で開催される。対象は高校生以上の学生、教育経験者、支援に関心がある人。

 参加希望者は、東地区【電話】046・253・0781へ申し込みを。
 

座間版のトップニュース最新6

交通拠点設置を目指す

相武台南口

交通拠点設置を目指す

行政・地域協力し実現へ

1月31日

花壇活動続けて20年

さがみ野

花壇活動続けて20年

「孫誕生がきっかけで」

1月31日

9年ぶりの頂点目指す

9年ぶりの頂点目指す

東海大相模 春の選抜出場

1月31日

戦闘機「雷電」の部品発見

戦闘機「雷電」の部品発見

所有者から市に寄贈

1月24日

「凧」通して地域と交流

座間養護学校

「凧」通して地域と交流

座間市大凧保存会と

1月24日

3月6日オープン

市内初映画館

3月6日オープン

最新鋭の映像機器導入

1月17日

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 11月16日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

座間版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月31日号

お問い合わせ

外部リンク