相武台南口商店会 ひまわり和紙、活性の一手に 地元小学校で特別授業も計画
相武台南口商店会(戸津信義会長)が、市の花ひまわりを活用した地域活性化事業を進めている。繊維質を採取し、地元小学校の児童らと和紙に仕立てる計画。和紙は小学校の卒業証書やハガキに使用されるという。
市内栗原の畑で、相武台東小学校(小井田由美子校長)とともにひまわりの栽培に取り組む同商店会。「花を楽しむだけでなく、最大限活用したい」と、過去にも様々な試みを実施してきた。
これまでは主に種から抽出した油を活用し、2005年に「ひまわりキャンディー」を開発。09年には燃料を精製し、100%座間産の「ひまわりバイオディーゼル燃料」を使用したトラックが相東小の校庭を走った。
今回は、これまで活用が進んでいなかったひまわりの茎を活用し、繊維を取り出して和紙をすく。和紙の産地として知られる埼玉県小川町に、講師役となる会員や東地区文化センターの高齢者学級「あすなろ大学」のひまわり研究グループらが赴き、実際に体験。2月上旬には相武台東小学校で紙すき体験の特別授業を行うという。
補助金を活用
全国商店街振興組合連合会が実施する「地域商店街活性化事業(=通称・にぎわい補助金)」第3次募集の採択を受け、総事業費29万6365円のうち28万7140円を国からの補助金でまかなう計画。
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