座間市社会福祉協議会(大友奉(みつぎ)会長)では、「食べ物」で生活困窮者を支援するため、家庭で眠ったままの缶詰やインスタント食品を市民から募っている。寄付は9月23日(祝)の社協福祉まつりで受け付ける予定で、職員は「『もったいない』を『ありがとう』に変える活動に協力して下さい」と呼びかけている。
この取り組みは「フードドライブ」と呼ばれるもの。また十分に食べられるにも関わらず消費されない食料を持ち寄って、これらを必要とする福祉施設や人々に寄付するボランティア活動。様々な企業・行政・団体が取り組んでいる。
市社協(【電話】046・266・1294)も昨年度、生活に困り相談に訪れた人に、フードドライブを全国で展開する団体「セカンド ハーベスト ジャパン」(本部/東京都)を紹介することで、「橋渡し役」としてサポートしてきた。今回は、23日に市役所周辺で行う同まつりに合わせ、初めて広く市民に協力を募る。
まつりで受付
対象は缶詰、インスタントやレトルト食品、塩や醤油といった調味料、米やパスタなど乾物。飲料は不可。未開封で、賞味期限が1カ月以上残っていること、包装や外装が破損していないことなどが条件。当日は午前11時から午後2時30分まで、市役所ふれあい広場の本部テント隣で受け付ける。
集まった品は同団体を通じ、必要とする場所や人に届けられる。職員は「自宅や会社で眠ったままになっている食べ物を、ぜひお持ちください」と話している。
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