市民団体「花を咲かそうボランティアの会」(花ボラ会/野島誠一郎会長)が、相模川沿いに整備を進めていた西洋水仙花壇がこのほど完成した。明日25日(土)からは、恒例の第7回相模川水仙まつりを座架依橋下(座間市側)近くにある「水と緑の風広場」で開催する。同会が活動を始めた当初に目標としていた、70品種10万本の色鮮やかな水仙が咲き誇こる。
同広場にある水仙花壇は、同会が2010年から市の許可のもと、約2700平方メートルの広場を開墾・整備しながら水仙を育ててきた。水仙まつりは見ごろとなる3月末前後に開いており、多くの市民に観賞してもらおうと、イベントも企画しながら開催してきた。
第1回より品種、本数とも増えていき、昨年の60品種6万本からさらに増加。今年はラッパスイセンやタヒチ、チェンジングカラー、フラワーレコード、アイスキングなど、同会が当初より目標としていた70品種10万本が咲くという。そして、花の前には名札を付け、種類が分かるようにする予定だ。
これにより、ひな壇状の花壇が水仙で埋め尽くされることになり、野島会長は「一つの区切りとして完成を迎えましたが、今後も継続して維持管理し、水仙まつりは続けていきます」と話している。
8日に完成イベント
第7回相模川水仙まつりは、4月8日(土)まで15日間開催される。最終日の8日(雨天時は9日)には、完成記念イベントが11時から14時まで行われ、水仙花壇の前で民謡踊りや手話ダンス、詩吟、祭り囃子、阿波踊りなどが披露される。13時からは水仙の花摘みができ、花ばさみを持参した人は持ち帰ることができる。
野島会長は「満開になるのは4月1日頃になると思います。きれいに咲く水仙を見に来てほしい」と話していた。入場は自由。問合せは市公園緑政課【電話】046・252・7221。
市のイメージアップに尽力
同会の野島会長は「座間のイメージアップにつなげたい」と、会のメンバーとともに、市の西側の玄関口になる座架依橋からの景観を整備し、緑化・美化活動に努めてきた。
昨年1月には、水仙花壇が隣接するエリアに県央地区初となる18ホールのパークゴルフ場をオープンさせるなど、「座間っていいね!」をスローガンに、市民手作りによる水辺の景観づくりに尽力している。
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