座間高校創作舞踊部(原弥生顧問)は8月7日から10日まで、神戸文化ホール(神戸市)で開催される全国大会「第30回全日本高校・大学ダンスフェスティバル」に出場する。同部は過去最高の3位を上回り、最優秀校に贈られる文部科学大臣賞を目指す。
ダンスフェスティバルは「ダンスの甲子園」と呼ばれ、日本各地の高校と大学の部活や有志グループなどが参加する大会で、各地で行われる予選を通過した学校等が出場する。座間高創作舞踊部は、舞踊家や舞踊評論家などの審査員による審査で順位を競う「創作コンクール部門」で、出場96校の頂点を目指す。
同部は2002年の初出場以降、13回大会に出場し、6回の入賞実績がある。過去最高は12年と13年の日本女子体育連盟会長賞(3位)で、最近では15年に準入賞を果たした。
今年は3位までが全国切符を手にする、県新人ダンス大会(1月開催)で3位になり出場を決めた。新1年生が入部した後の6月に開かれ、同じく予選を兼ねた県総合体育大会ダンスコンクールでは5位に終わり、部員たちは「奮起したい」と声をそろえる。
同部は1年から3年まで35人が所属する。このうち出場する26人が息を合わせ、4分間の創作ダンスを演じる。作品のテーマや曲、振り付け、衣装はすべて自分たちで考えているという。
主にダンスの構成を練ったのが、3年生の高瀬優香さんと長沢真彩さんの2人。高瀬さんは「OGの皆さんのアドバイスなどを受けて、協力してもらいながら考えた」と話し、長沢さんは「人を肩にのせたりする動きや明るく笑顔を絶やさない表情に注目してほしい」と見所を語った。
同校によると出場96校のうち、決選に選ばれるのは40校。決選で12位までに入賞し、特別プログラムに出演すると、NHK・Eテレで8月19日に作品が放送される予定になっている。部長の古市実歩さんは「見ている人の心に響くような感動的な作品を見せたい」と話し、「座間高史上最高の成績、1位を目指したい」と力強く宣言した。
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