住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」が5月29日、世界各地で行われ、座間市も参加した。5回目の参加となった座間市は今回、対戦相手の福岡県大牟田市とイベントだけでなく、互いが取り組んでいる施策についての情報交換も行い、交流を深めた。
当日午前0時から午後9時の間に、市内で15分以上運動した人の数(参加率)を競う住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」。イベントは、世界規模で行われ、世界中の人口規模が同じ自治体同士による熱戦が繰り広げられた。
今回、座間市の対戦相手となったのは、福岡県大牟田市。対戦結果は、座間市の参加率が53・4%、大牟田市の参加率が69・8%となり、軍配は大牟田市にあがった。
そんな中、座間市では、イベント以外のところで大牟田市と交流を深める場面があった。
座間市介護保険課の職員は、国や県が主催する研修や勉強会などで、大牟田市のことを、認知症対策に積極的に取り組んでいる自治体の好事例として知っていたという。そこで、何かしらの形でつながりが持てないかと、チャレンジデーの担当であるスポーツ課を通して働きかけたところ、大牟田市が取り組んでいる「認知症ケアコミュニティ推進事業」などに関する資料を同市の担当課から受け取ることができたという。一方、大牟田市からは、座間市が積極的に取り組んでいる生活困窮者自立支援事業について教えてほしいという依頼があり、同様に関連する資料などを送付したという。その後、両市の課長間で、今後機会があれば、何らかの形で交流を深めていく意思を確認し合ったという。
これまで座間市は、チャレンジデーに4回参加していたが、今回のように、互いが取り組んでいる施策について情報交換などを行ったのは、初めてのことだという。
座間市の介護保険課では受け取った資料を参考にしながら、座間市で生かせる部分は生かして、よりよい施策ができるようしていきたいとしている。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|