地域住民同士で”ちょっとした困りごと”を自分たちで解決しあおうと11月5日、相模が丘ふれあいネットワークが結成された。設立総会が相模が丘コミセンで行われ、初代代表に就いた和田泰弘さんは「多くの人にこの団体のこと・活動を知ってもらい、団体として継続できるようにしていきたい」と話していた。
同団体は相模が丘地域の住民を中心に、(社福)座間市社会福祉協議会、包括支援センターらがサポートし、「地域住民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けていくための福祉活動の推進」を目的に結成された。
相模が丘地域ではこれまで、市内各地で行われている地域課題検討会議で高齢者の割合が高いことから、「ちょっとした困りごとを地域で解決できないか」と話し合いが行われてきた。今回の結成はこの要望に応えるもので、身の回りのちょっと手伝ってほしいということを、地域の協力者が手伝い解決しようというもの。
団体が提供できるサービスは簡易な電球の交換やごみの分別・ごみ出しなど30分以内で終わる簡易な作業や、掃除・洗濯、病院の同行、話し相手など30分を超える作業を考えている。
サービスを受ける人は30分以内の短時間サービスに300円、1時間以内の通常サービスの場合は500円を支払う。1時間以上の場合は30分毎に300円を支払う仕組みになっている。サービス提供は原則、平日の朝8時30分〜午後5時15分の間。
現在、団体ではサービスを提供できる協力会員、サービスを受けたい会員を募集している。和田泰弘代表は、「私たちの活動を広く周知し、多くの人に利用してもらえるようにしたい。市内で初めての試みなので、どうなるか分からないが、住みやすい地域のためにがんばりたい」と話していた。問合せは座間市社協【電話】046・266・2006へ。
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