国と県の「いじめ防止基本方針」の改定を受け、座間市はこのほど、「座間市いじめ防止基本方針(改定案)」の素案をまとめた。現在市ホームページや市内の公共施設で改定案を公開しており、7月10日(火)まで改定案についての意見を募集している。
主な変更点としては、「いじめの防止等に関する対策の基本的な考え方」で、「いじめの解消」について言及した点。解消とみなすには、「止んでいる状態が3カ月を目安に継続していること」や「いじめを受けた子どもが心身の苦痛を感じていないこと」といった2つの要件を満たしていることを条件とした。
また、好意から行った行為が相手に心身の苦痛を与えてしまった場合、教職員の指導によらずすぐに子どもが謝罪し、良好な関係を築くことができれば、「学校は、『いじめ』という言葉を使わずに指導するなど、柔軟な対処も可能である」とした。
座間市教育委員会は「行政、学校、家庭、地域が一体となり、いじめの被害をなくすよう取り組んでいきましょう」と呼びかけている。
意見書は住所、氏名、電話番号を明記し、任意の形式で座間市役所5階教育指導課へ提出。問合せは同課教育指導係【電話】046・252・8732。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|