市守(いちもり)・大鳥神社(横山町)の「酉の市」(大鳥祭)が11月5日(木)(一の酉)、17日(火)(二)、そして29日(日)(三)に行われる。境内では縁起物の熊手を売る店が並び、甲州街道沿いには露天が賑わう。
市守神社は400年前、宿場の守護神として建立された。江戸時代中期に受福開運の神として天日鷲命(あめのひわしのかみ)が合祀され、大鳥神社に。そして近年になり、二つの神社の名前をあわせて「市守・大鳥神社」と呼ぶようになった。
同神社は、江戸時代から「商売繁盛の神社」として人気が高まり、酉の市では「福を取り込む」という縁起で熊手=写真=が名物となった。ここ数年は、市外からの参詣者も多く、数万人の人出を記録している。神社の場所は八王子駅北口徒歩5分。甲州街道沿い。市当日の問い合わせは市守・大鳥神社社務所【電話】042・644・7585へ。