第15回スカイアリーナ座間フェアの実行委員長を務める 徳丸 靜江さん ひばりが丘在住 74歳
笑顔が一番
○…15回目の節目を迎える「スカイアリーナ座間フェア」。演技を披露する全21サークルの代表者らが集う実行委員会をまとめる。開会式では大勢の前であいさつが予定されているが、「緊張していない。出演団体の方々に楽しんでもらえればいい」とリラックスした表情で語る。自身も出演するため、観客の入りが気になる様子。「多くの観客がいると、出演者も良いパフォーマンスができる。ぜひたくさんの人に見に来てもらいたい」
○…結成から13年間、「ひばり鳴子隊」の代表を務めている。「初心者でも楽しみやすい」と近所の友人たちと始め、いつしかさまざまなイベントから誘いを受けるように。その舞台は国境を越え、ハワイや豪州、上海万博などでも踊りを披露してきた。74歳になる今も現役。「健康を保てているのも踊りのおかげかな。結成15周年を目標にまだまだ頑張りますよ」。メンバーたちの要望を受け、振り付けを考えるのが生きがいの1つだ。
○…夫と2人暮らし。小学校の時の恋を実らせ、3人の愛娘にも恵まれた。家族とともに座間市に移り住んだのは47年前。およそ半世紀近く前だが「引越しの日が私の誕生日だったのではっきり覚えている。当時は本当に何もない場所だった」と振り返る。現在、長年連れ添った夫は脳梗塞で介護が必要となった。愛する夫を支えて10年ほど。日々感じていることがある。「楽しい仲間と家族がいてくれるので、幸せ」。初恋相手への愛情が、やわらかい笑顔ににじみ出る。
○…友人たちからはよく「パワフルだね」と言われるという。自身でも「たしかに元気かな」と認めつつ、「いつまで踊れるかわからないけど」と弱気な発言も。体力の衰えを感じることもあるというが、それでも大切にしていることがある。「いつもニコニコ、笑顔で元気が一番」。フェア当日も溢れるパワーを観客に見せ付けるつもりだ。
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