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座間版 公開:2012年3月2日 エリアトップへ

平成24年度「座間の大凧」の凧文字を考案した 鈴木 史生さん 座間在住 27歳

公開:2012年3月2日

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笑顔でまちを元気に

 ○…東日本大震災の復興を願う思いと、大凧が揚がっていく龍のような姿を表したという「興龍」。42作品の応募の中から選ばれた。高校生のときに凧揚げに参加したこともあり、思い入れのある大凧祭り。震災からもうすぐ1年。被災地復興への思いと、座間への恩返しという気持ちを込め直感で決めた。「大凧が揚がったときに実感が沸くのかな」と微笑む。

 ○…音楽活動をアルバイトと両立しながら続ける。歌を通して地域を盛り上げ、関東を拠点に活動する「歌心塾」に立ち上げ当初から携わり、約10人のメンバーで各々活動をしながら全国をまわる。コーラス、ギターの演奏をし、歌謡曲や懐メロを参加者と振りも付けながら歌う。「お客さんも一緒に歌えるように、自分たちはご案内するだけ」と来場者の笑顔が喜びだという。凧文字を決めたのも、千葉県での震災チャリティコンサートがきっかけだった。「被災した方が涙を流しながら聞いてくれ、心が動いた」と復興への願いがよりいっそう強まった。

 ○…座間市で生まれ育ち、家族5人で暮らす。中学時代、音楽のギターの授業で意気投合したという同級生で結成したユニット「座間歌心委員会」で、作詞を担当している。高校生のとき、友人に元気になってもらいたいと始めた作詞。俳句好きの祖父の影響もあり、つねに日常で感じたことや心に残った言葉を書きとめる。ユニットで歌うほか、詩を提供することもあるそう。座間のひまわりをテーマにした歌は、農道で原付バイクのライトを頼りに練習した思い出深い曲だ。

 ○…進学や人間関係などで悩んだときに励まされたミスターチルドレンの「終わりなき旅」は暗記するほど。歌に助けられた経験から「歌は自己満足じゃだめ。人に喜んでもらうもの」だという。悩んでいる人は放っておけず、人の”笑顔”を見たいという思いで、地域から日本、そして世界を目標に活動する。
 

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