座間版 掲載号:2015年2月27日号
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チョッピリ先生連絡会の会長を務める 安本文子(ふみこ)さん ひばりが丘在住 78歳

「誰かのために」が楽しくて

 ○…「人生で、今が一番幸せなの」。仲間と第2の青春を謳歌する生活を満面の笑みで語る様子が印象的だ。「小説にできるかも」という怒涛の人生、荒波を越えてようやく平穏にこぎつけた。今は舞踊チーム「新和会」をはじめ、地域のあらゆる団体に顔を出し、一歩家を出れば、見知った顔が「ふみこさーん」と呼ぶ声が聞こえるほど。「誰かのために動くのは苦じゃないのよ」。今は間もなく迎える「チョッピリ先生まつり」の準備に忙しい。

 ○…新潟に生まれ、14歳の時に父が急逝した。母は5人の子どもを抱え、女手一つで懸命に育ててくれた。「貧しくて苦労は絶えなかった。それでも、母は辛い顔一つ見せなくて。自分の着物をほどいてでも、決して子どもにボロは着せない人だった」。そんな母が、ことある事に口にしていた言葉がある。「煮た豆じゃなければ、芽がでるんだから」。どんなことでも、辛抱強く務めていれば、いつかは芽が出る――。どんなに困難に見える状況でも強く生きる様を、母から教わった。

 ○…仕事を求めて上京し、夫と出会った。ひばりが丘に移り住み、2人で自宅の横に小さな小料理店を構えた。異変が起きたのは、開店からわずか1週間後。夫の身体にがんが見つかったのだ。闘病生活に入り、そこからはあっという間だった。悲しみの中亡き夫の遺志を継ぎ、18年間店を切り盛り。足を患って引退するまで働き続けた。

 ○…新和会のメンバー全員が「チョッピリ先生」の一員。夏が近づくと、地域で盆踊りなどを教える。「声がかかれば、可能な範囲でお手伝いするようにしているの。自治会や老人会で料理を振る舞ったり、企画をしたり」。昨年からバトンを受けたチョッピリ先生まつりも「もっと人が来てくれるように工夫しなきゃ」と目に一層の活気を浮かべる。「仕事を任されたら、『ありがとう』といって引き受ける。それが私のモットーだから」

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