4月4日に発足した、神奈川県防衛協会青年部会の初代会長に就任した 溝渕 信一さん 立野台在住 45歳
地域貢献の道、切り拓く
○…「平和は空気や水のように当たり前に存在するものではない。自衛隊への理解と協力を深め、平和と安全に寄与したい」――。4日の総会で述べた言葉だ。自衛隊の「奥深さ」を知ったのは10年前。所属していた座間青年会議所の事業として、座間分屯地の渡邉一弘一等陸佐(当時)による講演会を企画し、1日入隊にも挑戦した。「私たちの街や国を守るため、隊員の方々が常日頃から訓練し備えていることを痛感した」。この時の発見と感動が今に続く原動力だ。同部会でも、自衛隊主催の行事協力や隊員への激励訪問などを通じて、その姿を深く知り、県民に発信していく。
○…緑ケ丘の葬祭施設・座間市民聖苑を営む「(株)三寶天壽(さんぽうてんじゅ)企画」の代表取締役。さらに、秦野市で病院を運営する医療法人の副理事長、海老名市にある保育園の理事長を務めるなど異色とも言える経歴の持ち主。卒園式では、命の尊さについて話したそうだ。「お年寄りから赤ん坊まで、様々な『最期』に触れてきた。生きる素晴らしさを園児に伝えたかった」。葬祭に携わる人間だからこそ出来ることがあると、「ゆりかごから墓場まで」を掲げて仕事に取り組む。
○…妻、中学1年から高校3年までの子ども3人の5人家族。「何でも挑戦したい」というほど好奇心旺盛で、今はスキューバダイビングとクレー射撃に夢中。「陸と海を堪能したから次は空」と、ヘリコプターにも惹かれている。
○…「人生とは雪かき」が信条。道路に積もった雪を道端に寄せることで、どこかの誰かの役に立ち、ひいては地域貢献に繋がる。この言葉を胸に、青少年健全育成を推進するNPO法人足跡の会、青年会議所、消防団、奉仕団体座間ロータリークラブなど様々な団体に関わってきた。これから目指すのは、子どもや高齢者などを支援する社会福祉の充実。「くじけずに頑張り続ければ必ず道はできる」と信じ、邁進していく。
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