座間市自治会総連合会の会長を務める 菊地 孝さん 相模が丘在住 67歳
前向きに行動あるのみ
○…市内179の自治会をまとめる座間市自治会総連合会(=市自連)。自治会において課題とされているのが高齢化と、会員数減少への対応だ。高齢化についてはマイナス要因ではなくプラス要因と捉えており、「65歳以上でも元気な人が多い。大きなエネルギーになるはず」と強調する。会員数減少については、不動産業界団体との加入促進協定締結といった大きな動きができる市自連と、市民に最も近い存在の単位自治会、そして地区自治会連合会、3者ががっちりタッグを組むことが重要と考えている。
○…会長に就任したのは今年5月。1年半ほど前までは自治会とは縁遠かった。昨年、高齢の義母に代わって地元自治会に携わるようになってすぐ自治会長に就任。さらに、相模が丘地区自連選出の専任理事として、市自連にも参画した。目まぐるしく過ぎ去った日々で得たものは大きく、特に多様な見識を有する同世代や人生の先輩と出会えたことは財産だという。「これからの人生、面白くなる」――。そう強く感じた。
○…最近はご無沙汰になっているが、ウォーキングが日課。定年退職後の健康維持にと始めた趣味で、パートナーは妻。時間があれば1日に10Kmほど歩く。広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」を、妻と一緒に踏破したのは良き想い出だ。活動がひと段落したら、知人から勧められている東海道に挑戦したいとか。
○…物事を前向きに、楽観的に捉える性格。「生死に関わるような問題でなければ、どのような選択をしても何とかなるもの。そうした心持ちが大切だと思う」と鷹揚に構える。その一方で、ひとたび決断すれば、すぐ行動に移すという一面も。「問題を先送りにして、曖昧なまま放置するのが苦手で。取り組むべき事柄を決めて、1つ1つ達成していかないとね」――。市自連における課題も、持ち前の決断力と行動力で乗り越えていく。
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