座間市ターゲットバード・ゴルフ協会の会長を務める 野口 芳雄さん ひばりが丘在住 74歳
笑顔で楽しみ 健康増進
○…羽根が付いたボールとクラブを用い、緑地などに作る短いコースでプレイするゴルフ競技として、主に年配者に人気の高いターゲット・バードゴルフ(TBG)。芹沢公園に作ったコースで汗を流す座間市TBG協会の会長を務める。現在、会員102人が加盟し、週に4日ほど競技を楽しむ。会長としては、協会の管理・運営役を担い、会員の安全管理などに気を配る。「最大の目的は地域に住む高齢者の健康作り。皆が笑いながら楽しく参加できるように心掛けています」
○…定年退職後、芹沢公園の散歩が日課で、いつも楽しそうな姿を見ているうちに入会を決めた。TBG歴は6年。季節ごとの大会や近隣地域のチームとの試合のほか、会員同士の親睦会など楽しみは尽きない。「試合になると白熱して、会員の皆さんは上手いですよ」とにっこり。「自分は下手ですけどね」と謙遜するが、会社員時代からゴルフが好きだったこともあり、今はTBGに夢中だ。
○…埼玉県川越市の出身。40年ほど前に海や山が近く、自然が豊富な座間に住むことを決め、3人の子どもに恵まれた。夫人とは旅行や買い物、小学生の孫の送り迎えなどで、楽しい時間を過ごす。月1回のゴルフや将棋、釣りなど趣味は豊富。「家族からは遊ぶことが上手だねと言われる」と話し、楽しむことが健康の秘訣となっているようだ。
○…メンバーは「こもれび会」という芹沢公園をきれいにする会にも加盟し、公園内の花壇や散歩道などの手入れ、トイレの清掃なども行う。「公園に遊びに来る人がきれいと思ってくれたら嬉しいですよね」と語り、会員それぞれが率先して、きれいにしようとしているという。「季節ごとに花を見ながらプレイすれば、私たちの楽しさも増します」と微笑む。来年には協会発足30周年を迎える。「おめでたい事ですから、お祝いでもできたらいいな」。多忙ながらも大切な会が発展する未来を描く。
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