カフェきづき(座間市緑ケ丘5-6-28)で10月末までパッチワーク展を開催している 吉田 良子さん 入谷在住
色と色の出会いを楽しむ
○…「もう30年以上になるかな」。近所の友だちと一緒に先生を呼んでパッチワークを習った。それだけには飽き足らず、都内まで習いに行った。「生地と生地を合わせ、色を組み合わせるのが大好き。合わせる色を変えるだけで違ったものになっていくのよ」とパッチワークの魅力を語る。
○…川崎市生まれ。「通知表にはずーっと“引っ込み思案”って書かれていたわ」と笑う。身体を動かすのは好きで、中学ではテニス部に。「でもね、すぐに辞めちゃったの。身体を動かすのは好きだけど、辛いのはイヤなのよね」とニッコリ。裁縫は小学生のころから好きで、刺繍などに熱中した。本格的に洋裁を習いたいと高校卒業後には専門学校に通い、ワンピースなどを作った。「手に技術を持ちたいと思ったの。洋裁のお店で働きたくてね」。しかし結婚もあり、少しずつ裁縫から遠ざかって行った。
○…子育てが一段落して始めたパッチワーク。根を詰めることも多く、針を持つと夜中まで縫い続けた。最近は、「疲れちゃってね。もう遅くまでは縫い続けられないわ」という。「70歳を前にすると気力を維持するのが大変。新しいことに挑戦しようというより、今は小休止の時なのかもね」。時間があるときはフラワーアレンジメントや塗り絵で気分転換を図る。「お花の塗り絵は面白いわね。これも配色しだいで違った雰囲気になるところがいいわね」
○…友だちたちと2カ月に1度のランチ会が楽しみ。好きな色はピンクやブルー。「元気が出る色でしょ。作品も元気がでるような色がいいわよね」。美術展巡りも好きで、やはり目がいくのは配色。「今回の展示ではコースターを見てほしいわ。クリスマス柄でとても素敵にできたのでね」とニッコリ笑う。
|
|
|
|
|
|