座間市老人クラブ連合会副会長(文化部)として開催中の寿大学を準備した 吉田 勝雄さん 小松原在住 77歳
健康第一で楽しく活動
○…「いろいろな人に情報をいただきながら、みんなで準備してきました」。地元芸能の鑑賞や健康や福祉に関する講演など多岐にわたる内容を『寿大学』として毎年この時期に開催している。「多くの人に参加してもらい、楽しんでいろいろなことを学んでもらえれば」
○…山形県出身。スポーツが好きで、「田んぼの真ん中で野球をやっていたよ」と笑う。高校卒業後、金の卵として東京へ。「『ああ上野駅』の世界だよ。東京に着いたら、車がいっぱいいて、驚いたね」と振り返る。同級生6人と一緒にプラスティック加工会社に就職。高度経済成長の真っただ中で、「夜勤もあって、ずーっと働いていた感じ。頬もげっそり痩せこけちゃってね」。大日本印刷(株)に転職して商品加工などに携わった。「自分が手掛けたものが、商品として世の中に出回ると嬉しかったね」
○…地域と関わりを持ったのは定年退職してから。市の広報で募集していた還暦野球チームに所属したり、地元のカラオケ大会に参加したり、少しずつ地域活動の輪を広げていった。その中の1つが老人クラブ。地元の小松原の老人クラブで会長を務めている。「週に4日も地元や市の会合があることもあって忙しいよ。旅行や運動会、他団体との交流など年間のイベントもいろいろあるしね」。会員増強が課題。「『俺はまだ老人じゃない』っていう人もいるけど、肩ひじ張らずに一緒に活動すると楽しいのにね。」と笑う。
○…老人クラブの旅行のとき、心筋梗塞となり病院に運ばれた。「みんなに迷惑をかけちゃってね、頭が上がらないよ」。それ以来タバコや好きだった晩酌も止めた。「健康第一って実感したよ。今は無理しないようにしないとね。奥さんと一緒に楽しく過ごせるようにしていかなくちゃね」
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