一般社団法人座間青年会議所 第40代理事長に就任した 斉藤 竜哉さん 39歳
40周年節目の舵取り
○…40歳以下の有志が集まり、地域活動などを行う青年会議所(JC)。今年のスローガンに『決意』を選んだ。「理事長が務まるか迷いましたが、『自分がやらなければ』と一歩踏み出すことにしました」と語り、その一歩が『決意』だという。12年前、28歳のときに入会した。「何をやっている会なんだろうな」というのが第一印象だった。
○…北海道出身。小中高校と野球に熱中し、甲子園を目指していた。就職し関東へ。「札幌で就職したはずだったんですが、支店があって、すぐに転勤になりました」と笑う。知人を介して現在勤める社長と知り合い、座間市内に転職した。JCに入会したのも社長の一言。「知らない土地だったので知り合いができれば」という思いだった。
○…JCは今年40周年を迎える。10月には記念式典も企画。「僕と同じ年なんですよ。こういう時に理事長になれるなんて光栄ですし、運命ですかね」。JCで得たのは「人としての成長」。メンバー・卒業生には経営者も多く、「人との付き合い方や企画の立て方、準備、実行など色々なことを教えてもらった」という。「企画して準備して実行する。そして多くの人に喜んでもらえる。そういう思いを後輩たちに味わってもらいたい」と意気込む。
○…奥さん、5歳、11カ月の娘さん2人。一緒に遊びたいが忙しくてなかなか時間がとれない。春には新居も完成する。「いろいろなことが重なって、いや大変ですよ」と笑う。奥さんも「座間市民の皆さんのために頑張ってね」と応援。今年のJCは22人でスタートする。「メンバー全員の思いが同じ方向に向かうようにしたい」と力強く言う。メンバー拡大も大きな役目。「一緒にやってもらえれば、この楽しさが分かる。もったいないのにね」とニッコリ。
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