市民団体の「心をつなぐ紙芝居の会」(佐藤仁会長)が5月31日〜6月3日、平塚市美術館市民アートギャラリーで「紙芝居の巨匠 堀尾青史の世界展」を開催する。
紙芝居・児童文学作家の堀尾青史氏(1914―1991)は、宮沢賢治研究の第一人者としても知られている。賢治をはじめ、小川未明やアンデルセンなど、国内外の名作を紙芝居にするために尽力、生涯で258本の脚本を手掛けた。花巻市の「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」から評価され、宮沢賢治賞を贈られている。
会期中は、堀尾氏脚本の紙芝居「くじらのしま」「グスコーブドリの伝記」「キツネノゲントウ」「のばら」など14作品を展示、パネルで解説する。同会メンバーによる紙芝居の上演会も同館2階のアトリエで行われる。
また、紙芝居実演家で同氏作品を収集する青木昭子さんの講演会「堀尾青史氏に魅せられて」が5月31日午後1時〜開催。青木さんは神戸市で「かみしばいA2スクウェア」を主宰、各地で同氏の展示会を開いている。
開場は午前9時30分〜午後4時30分(最終日は正午まで)。入場無料。
問い合わせは同会の藤村さん【電話】080・1207・1515へ。
紙芝居の巨匠 押尾青史の世界展
2018年5月31日〜2018年6月3日
9:30開始 〜 16:30終了
最終日は12時まで
神奈川県平塚市平塚市美術館
費用:無料
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