東京都議会議員選挙(定数127)が2日投開票された。定数5に対し9人が立候補した八王子市選挙区は東村邦浩氏(公明党・現)、両角穣氏(都民ファーストの会・現)、滝田泰彦氏(同・新)、清水秀子氏(日本共産党・現)、伊藤祥広氏(自由民主党・新)が当選した。トップ当選の東村氏は5選、2位の両角氏は2選、4位の清水氏は6選となる。市内の投票率は52・49%で、2013年の前回(47・19%)より5・3ポイントあがった。
公明、共産は支持基盤を生かし安定した戦いをみせた。都民ファは2人の候補がいずれも当選。自民は1議席減らした。
午後8時2分、当選確実の一報が届くと、甲州街道沿いに構えられた東村氏の事務所は大きな歓声に包まれた。前回に続きトップ当選の東村氏は「民進、共産のように国政の話題を訴えることも、ファーストのように風が吹いていた訳でもない。都政の問題をどう解決し展望をどう開くか地道に訴えた」と選挙戦を振り返った。今後は「子育てと教育、介護」に注力していくとしている。
午後10時30分、NHKに当確がでると、両角氏の事務所には笑顔があふれた。支持者ら100人ほどが集まる中、両角氏は「都政はこれから大きく変わっていく」と、引き締めた表情で話した。選挙期間中は「追い風」「期待」を強く感じたと言い、2期目については「都政改革をしっかり進めていきたい」と力を込めた。
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