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長房町越谷さん 「脱サラ」し養蜂家に

社会

掲載号:2021年7月22日号

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蜂がついた巣枠を持つ越谷さん
蜂がついた巣枠を持つ越谷さん

 長房町在住の越谷玲央さん(47)は2019年から大谷町の生産緑地でミツバチを飼い蜂蜜を収穫している。3年目を迎えた今年の春も採蜜は成功。採れた蜂蜜は6月から「道の駅八王子滝山」(滝山町)でも取り扱いが始まった。

コロナが転機

 元々蜂蜜が好物だった越谷さん。およそ7年前、杉並区の専門店でたまたま著名な養蜂家に出会い、農園へ招待されたことが転機となった。「大変興味深く、農園へ通うようになりました」。養蜂を見ていると、自分でもやってみたいと思うようになり小金井市にあったその農園でしばらく指導を受けた。

 一方製造業で、都心部に通勤していた越谷さんだが、新型コロナが流行し出すと在宅勤務が多くなった。「それを機に蜂ばかり見ていました」と笑って振り返る。ただ蜂に触れるたびにその思いは強くなり20年末、思い切って会社をやめ養蜂家になることを決めた。

自然豊かな八王子へ

 最初は場所探しからだった。自然豊なところがいいと考え、杉並区から八王子市に転居した。養蜂には蜜源となる植物が必要であることはもちろん、農薬のない自然環境や近隣住民の理解などいくつかの課題をクリアしなければならなかった。そのような中、知人の紹介で条件にあった大谷町の場所を借りることができ、本格的にスタートした。

 現在は近隣の寺院で造園のアルバイトをしながら妻の泰子さんと一緒に蜂を育てている。始めた当時は5箱で、現在は7箱。市外でも箱を保有しておりその数は50にのぼる。一般的に1箱で2、3万匹の蜂を飼い、採蜜は2箱で18kgの一斗缶およそ1缶分になるという。「年に3、4回とりますが、今年は6回できた箱もありました」と笑顔で話す。

 販売する蜂蜜は何種かあるが特におすすめは「サクラ」という。瓶を開けると花の香りが広がるが、そのインパクトについて越谷さんは「くらくらするほど」と表現する。「香りが強い蜂蜜と言われることが多いです」

大事に育てたい

 改めて脱サラをし養蜂家になったことについて越谷さんは「最初に教えてもらったおじいさんがとてもやさしかった。自分もそのようになりたい。また、ミツバチの数は世界的に減少傾向にあるので、ここでも大事に育てていきたい」と話す。今後についてはエリアを広げ色々な蜜を作っていきたいとしている。

越谷さんが手掛けるNOYUKU HONEYの蜂蜜
越谷さんが手掛けるNOYUKU HONEYの蜂蜜

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