神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2022年1月27日 エリアトップへ

遊歩道を歩こう 特集 京王堀之内

文化

公開:2022年1月27日

  • X
  • LINE
  • hatena

 歩車分離の街づくりが進められた多摩ニュータウン。その一角、京王堀之内エリアには、趣向を凝らした遊歩道がある。散策がてら、のんびり歩いてみてほしい。

アートな散策路

 京王堀之内駅前のシンボルといえば、モザイクタイルでできたユニークな歩行者通路だろう。オブジェが並びアートな空間となっている。

 「四季の路公園」=写真【1】=と名付けられた長池地区と駅前を結ぶ”道”として、1990年に新都市センター開発株式会社が設置した。

 完成当時に制作されたパンフレットによると、丘陵地帯に広がるこの地域の地形が、中部イタリア地方のロマーニャやトスカーナなどの地形と似ていることからイタリア諸都市をイメージしたものだという。「道」に設置されるオブジェは、イタリアを中心に、国内外の作家が手掛けている。

水路に沿って

 京王堀之内駅から徒歩3分。歩車分離の街づくりが進められた多摩ニュータウンエリアでは、遊歩道が充実している。中でも、長池公園から京王堀之内駅付近までをつなぐ「せせらぎ緑道」は一際趣向が凝らされている。

 計画的に整備された水路に沿った歩道の全長は約1・4キロメートル。里山や渓流を想像させる場所、タイルを用いた近代的な遊歩道が続く。

 駅から向かうとまず住宅街に入る。せせらぎと住宅地が一体となった美しい遊歩道に=写真【2】。長池見附橋のミニ版のようなレンガの橋があるのも楽しい。

 住宅街を抜けると、せせらぎの人工水路と幹線道路が立体交差する「せせらぎ橋」に。歩道橋にも水路を通すこだわりぶり。ここまで作り込む歩道もなかなかないのでは=写真【3】。

 歩道橋を越えると、自然を感じるせせらぎの歩道に。コナラやツツジ、梅雨時期は紫陽花、夏は木陰、秋は紅葉と季節の変化を楽しめる。途中にある「お月見公園」は、遊歩道と一体となった作りに。開けた視界が心地よい。

 長池公園のシンボル、長池見附橋=写真【4】がゴール。このエリアならではの遊歩道。散策にぜひお勧めしたい。

八王子版のローカルニュース最新6

色は紫 香り漂う

色は紫 香り漂う

片倉城跡公園のフジ

4月25日

ビジネスネームを導入

京王バスグループ

ビジネスネームを導入

4月25日

SAKEフェス、初開催

SAKEフェス、初開催

5月11日 日本酒に特化

4月25日

子どもの幸せに役立てて

子どもの幸せに役立てて

青梅信用金庫が市に寄付

4月25日

100圓タンメン発売

100圓タンメン発売

天神町の「長浜家」が協力

4月25日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook