ダンクシュートを決めるトレインズのトーマス選手
ＮＢＤＬ（ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ）に今シーズン初めて参戦するプロバスケチーム「東京八王子トレインズ」（子安町／和田尚之代表＝人物風土記で紹介）。デビュー戦となるリーグ開幕戦を10月24日（土）、25日（日）、ホームとなるエスフォルタアリーナ八王子（狭間町）で行う。
リーグは３月までの６か月間で、10チームが参加する。それぞれホーム、アウェイで合計40試合を行い、リーグ戦方式で優勝を争う。
トレインズの選手登録は外国人を含め12人。20代が中心で、将来を見据え若さを意識したチーム編成となっている。
和田さんはかねがね選手に「挨拶、礼儀、感謝の気持ちを大切に」と口にしているそう。リーグ開幕に向け多くの「売り込み」があったが、その点を理解しない選手はすべて断った。また、集まった選手は全員「子安町」「北野町」に住居を指定。「ラーメン屋に入って、となりに２メートルの男がいたら面白いでしょ」。地域のイベントでは選手が設営や手伝いもする。地元に根付くことを強く意識している。
和田さんは開幕にあたり、「初年度は20勝20敗でいいと思っている。初参入でそう簡単に勝てるわけはない。新しいメンバーなので、シーズンの半分くらいからチームとしてまとまっていくと思う」と話した。
トレインズは和田さんが２０１１年に設立活動を開始。13年、八王子に関わりのあるメンバーを選抜した。14年７月、日本プロバスケットボールリーグ（ＮＢＬ）への参入意思表明をし、９月に参入が決定。10月24日からはじめてのＮＢＤＬ（ＮＢＬの下部リーグ）シーズンに臨む。
デビュー戦は東京海上日動ビッグブルーと対戦。午後５時試合開始。（問）【電話】０４２・６４９・４４４０
