5月13日に行われるコンサートのチラシを持つ香川さん
篠笛（しのぶえ）ソングライターとして活躍する香川良子（りょうこ）さん（明神町在住）が所属する「さくらこまち和楽団」が５月13日（土）、南大沢文化会館（南大沢）でコンサートを開催する。
パステルカラーの着物をまとった９人の奏者が「さくらさくら」「ジブリ・メドレー」などを披露する。同楽団が都内でコンサートを開くのは初めてで、香川さんにとっても初の地元公演となる。香川さんは「恩返しのつもりで演奏したい」と抱負を述べ、「和楽器をまだ知らない人にとって興味がわく『入口』になるような公演になれば」と話した。
チケットは２千円（学生千円）。問い合わせは主催の（公財）八王子市学園都市文化ふれあい財団【電話】０４２・６２１・３００５へ。
同楽団は筝、尺八、薩摩琵琶など日本の伝統的な楽器の女性奏者が集まった邦楽グループ。一般社団法人日本伝統芸術国際交流協会による活動のひとつ。文化庁の委託により全国の小中学校で毎年巡回公演などを行っている。メンバーは11人で構成され、香川さんは２０１５年から篠笛奏者として参加している。
